布施祐仁 いま日本政府は、毎年2000億円ほど、(思いやり予算を米軍に)支払っています。当初は法律上も、日米地位協定上も根拠がないものだったため、何を根拠にお金を出すのか、と国会で議論になりました。その1978年当時、金丸信防衛庁長官が国会で「思いやりの精神でできるだけアメリカに対してお金を支払いたい」という説明をしたことから、「思いやり予算」という名前がついているのです。
各
国の駐留米軍経費負担率(2002年)は以下の通りである。
国家
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経費負担率 | 金額 |
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日本 | 74.5% | 44億1134万ドル |
サウジアラビア | 64.8% | 5,338万ドル |
カタール | 61.2% | 8,126万ドル |
ルクセンブルク | 60.3% | 1,925万ドル |
クウェート | 58.0% | 2億5,298万ドル |
イタリア | 41.0% | 3億6,655万ドル |
韓国 | 40.0% | 8億4,311万ドル |
ドイツ | 32.6% | 15億6,392万ドル |
https://ja.wikipedia.org/wiki/思いやり予算
https://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/us_keihi/suii_img_h30.pdf
2018年12月24日 - 在日米軍駐留経費の負担の在り方を規定する日米地位協定24条では、日本側の負担は施設・区域(基地や演習場)、土地の賃料や地主への補償と規定し、 ... 現行協定までの期間で、累計の支出総額は7兆6317億円になる見通しです。